看護師や介護士は慢性的な人手不足。それなのに「面接で落ちてしまった」という経験はありませんか?
「経験も資格もあるのに、なぜ?」と疑問に思うかもしれませんが、採用担当者がチェックしているのは、技術よりもむしろ**「組織を乱さないか」「プロとしての振る舞いができるか」**という点です。
今回は、無意識にやってしまいがちな「不採用フラグ」と、その対策を厳しく解説します。
目次
1. 前職の退職理由が「100%職場のせい」になっている
面接で必ず聞かれる退職理由。ここで正直に不満をぶちまけていませんか?
- NG行動: 「前の職場がブラックだった」「人間関係が最悪だった」と、ネガティブな事実だけを述べる。
- 採用側の視点: どんなに正当な理由であっても、他責(人のせい)にする姿勢を見ると、「うちに来ても不満があればすぐに辞めるのではないか」と警戒します。
- 解決策: 事実は伝えつつ、「その環境で自分はどう努力したか」、そして**「次はどのような環境で貢献したいか」**という前向きな言葉で締めくくりましょう。
2. 「どこでもいいから働きたい」という受動的な態度
人手不足だからといって、「資格があるから雇ってもらえるだろう」という姿勢はすぐに見抜かれます。
- NG行動: 「家が近いから」「給料がいいから」といった条件面ばかりを強調し、その施設ならではの魅力に触れない。
- 採用側の視点: 施設にはそれぞれの理念(リハビリ重視、看取り重視など)があります。そこに共感していない人は、早期離職のリスクが高いと判断されます。
- 解決策: 施設のHPを読み込み、**「なぜ数ある施設の中で、ここでなければならないのか」**を一言添えるだけで、評価は激変します。
3. 看護・介護職としての「清潔感」の解釈ミス
医療・介護現場において、清潔感は「おしゃれ」ではなく「安全・安心」の指標です。
- NG行動: 派手なネイルやアクセサリー、整えられていない髪、しわだらけのスーツ。
- 採用側の視点: 「感染管理や安全管理に対する意識が低い」と直結して捉えられます。特に介護現場では、長い爪や装飾品は利用者様を傷つけるリスクとして厳しく見られます。
- 解決策: 面接の日は「患者様・利用者様のご家族に信頼される姿」を基準に鏡を見てください。
4. 逆質問で「福利厚生」のことしか聞かない
「何か質問はありますか?」と聞かれた際の質問内容で、あなたの本気度が測られます。
- NG行動: 「残業代は1分単位で出ますか?」「有給はいつから使えますか?」といった権利の質問攻め。
- 採用側の視点: もちろん大切なことですが、それしか聞かない人は「仕事内容に興味がない」と思われます。
- 解決策: まずは**「入職までに準備しておくべき知識はありますか?」「1日の具体的な業務の流れを教えてください」**など、働く意欲を見せる質問を先にしましょう。
5. コミュニケーションが「一方的」または「消極的」
看護・介護は報告・連絡・相談(ホウレンソウ)が命です。
- NG行動: 質問に対して「はい」「いいえ」だけで終わる、あるいは自分の話ばかりを長く続けてしまう。
- 採用側の視点: チームの一員として、円滑な情報共有ができるか不安視されます。
- 解決策: 面接官の質問の意図を汲み取り、**「結論+具体的なエピソード」**を簡潔に話す練習をしましょう。
結論:面接は「スキルチェック」ではなく「マッチング」
看護師・介護士としての能力は、すでに履歴書や資格証が証明しています。面接の場は、**「この人と一緒に夜勤を乗り越えられるか」「この人に家族を任せたいか」**という人間性が見られる場所です。
厳しいようですが、不採用通知は「あなたの能力不足」ではなく、「その組織との相性が合わなかっただけ」ということもあります。しかし、上記のNG行動に心当たりがあるなら、次の面接で修正するだけで、合格率は格段に上がるはずです。
