【保存版】求人票の「嘘」を見抜く!ブラックな病院・施設を回避する10のチェックポイント

「好条件だと思って入職したのに、実態は全く違った……」 看護・介護の現場では、残念ながらこうしたミスマッチが後を絶ちません。求人票には「良いこと」しか書かれないのが通例ですが、実は特定のキーワードや記載の仕方に、現場の疲弊が隠されていることがあります。

今回は、年間数百の求人を分析するプロの視点から、ブラックな職場を回避するための「求人票の裏側」を徹底解説します。


目次

1. 「アットホームで家族のような職場」

一見ポジティブですが、実は最も注意が必要な言葉です。

  • 裏にあるリスク: 職場のルール(マニュアル)が未整備で、属人的な指導が行われている可能性があります。「家族なんだから」という言葉が、サービス残業や休日出勤の同調圧力に使われるケースも少なくありません。

2. 「常に求人が出ている」

ハローワークや求人サイトを数ヶ月観察して、常に名前を見かける施設はありませんか?

  • 裏にあるリスク: 万年人手不足=「入ってもすぐに辞める」という高い離職率の証明です。教育体制が崩壊しており、初日から即戦力として過酷な労働を強いられるリスクが高いです。

3. 基本給が異常に低く、手当で「月給」を底上げしている

月給総額だけでなく、内訳を厳しくチェックしてください。

  • 裏にあるリスク: 賞与(ボーナス)や退職金は、多くの場合「基本給」をベースに計算されます。手当で水増しされた求人は、見かけの月給は高くても、年収で見ると大幅に低くなる罠があります。

4. 「モデル年収」が夜勤月5回以上で計算されている

「年収500万円以上可能!」といった記載の注釈を見てください。

  • 裏にあるリスク: 夜勤回数が異常に多い、あるいは上限いっぱいの残業代を含んだ「無理な働き方」が前提の数字かもしれません。体力が持たず、結局その年収に届かないケースがほとんどです。

5. 福利厚生に「社会保険完備」しか書かれていない

社会保険完備は、企業として「当たり前(法的義務)」の条件です。

  • 裏にあるリスク: それ以外にアピールできる福利厚生(研修費補助、退職金制度、特別休暇など)が何もない、あるいは余裕がないことを示唆しています。

6. 「経験不問・大量募集」の看護・介護リーダー候補

  • 裏にあるリスク: リーダー層が一度に大量に辞めた、あるいは教育する余裕がないほど現場が混乱しているサインです。「未経験でも管理職」という甘い言葉には、責任の押し付けが隠れていることがあります。

7. 休日が「週休2日制」か「完全週休2日制」か

この違いを曖昧にしている求人は要注意です。

  • チェックポイント: 「週休2日制」は、月に1回以上、週に2日の休みがあるという意味で、毎週2日休めるとは限りません。年間休日が110日を下回る場合は、現場が相当タイトに回っていると推測できます。

8. 写真が「フリー素材」ばかりで、実際のスタッフがいない

求人票や施設HPの写真が、モデルを使った素材写真ばかりの場合です。

  • 裏にあるリスク: 実際のスタッフが写真撮影を拒否するほど疲弊しているか、プライバシーの問題ではなく「見せられないほど雰囲気が悪い」可能性があります。

9. 研修制度が「OJT(現場研修)あり」のみ

  • 裏にあるリスク: 実態は「先輩の背中を見て覚えろ」という放置状態であることが多いです。体系的な教育カリキュラムがないため、スキルアップが望めず、ミスをした際に個人の責任にされやすい傾向があります。

10. 給与幅が広すぎる(例:月給25万〜45万)

  • 裏にあるリスク: 下限の25万円が現実的な数字であり、上限の45万円は「管理職かつ残業MAX」などの特殊なケースであることが多いです。自分の経験値で算出した際、どちらの数字に近いかを面接で詰める必要があります。

結論:違和感は「現場」でしか解消できない

求人票はあくまで「招待状」です。少しでも違和感を覚えたら、以下の行動を徹底してください。

  1. 施設見学を必ず行う: スタッフ同士の会話があるか、備品(車椅子やストレッチャーなど)が手入れされているかを確認してください。
  2. 離職率を尋ねる: 「過去1年で何人辞め、何人入りましたか?」という質問に濁さず答えてくれる施設は信頼できます。

目先の好条件に惑わされず、**「1年後の自分が笑って働けているか」**という厳しい基準で職場を選んでください。

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