看護師・介護士の皆さん、仕事探しをする中で「入職でお祝い金〇万円プレゼント!」という広告を見かけたことはありませんか?
実は今、こうした**「お祝い金」をフックにした転職勧奨は法律で厳しく禁止されています。**
「お金がもらえるならラッキー」と思うかもしれませんが、実はその裏には、私たち医療・介護従事者のキャリアを損なう大きなリスクが隠れていました。今回は、法改正の真実と、これからの時代に本当に信頼できるサイトの見極め方を解説します。
なぜ「お祝い金」は禁止されたのか?
これまで一部の転職エージェントや求人サイトでは、転職者に現金を渡すことで自社経由の転職を促してきました。しかし、厚生労働省は**「職業安定法」**の指針を改正し、以下のスケジュールで全面禁止に踏み切りました。
- 2021年4月〜:職業紹介事業者(エージェント)による提供禁止
- 2025年4月〜:求人情報提供事業者(求人サイト)による提供も全面禁止
禁止された「厳しい」理由
最大の理由は、「質の低いマッチング」の横行です。 お祝い金を目当てに短期間で転職を繰り返させたり、お祝い金のコストを回収するために、エージェントが強引に(離職率の高い)職場へ送り込んだりするケースが後を絶ちませんでした。
つまり、お祝い金があることで、「あなたのキャリア」よりも「目先の紹介料」が優先される歪んだ構造が生まれていたのです。
「お祝い金」がないサイトこそ、信頼できる理由
これからの転職活動では、お祝い金の有無ではなく**「情報の透明性」**が重要になります。お祝い金という「エサ」を使えないサイトは、コンテンツの質や情報の正確性で勝負せざるを得ないからです。
厳しい目で見極めるべき、優良サイトの3つの条件をご紹介します。
1. 職場の「ネガティブな真実」を教えてくれるか
良いことばかり書かれた求人票は疑ってください。
- 実際の平均残業時間は?
- 有休消化率は本当に公表通りか?
- 前任者の退職理由は何か? こうした「聞きにくい事実」をデータや取材に基づいて開示しているサイトは、入職後のミスマッチが極めて低くなります。
2. コンサルタントの「専門性」が高いか
看護・介護の現場は特殊です。「どこでもいいから人手が欲しい」施設と、あなたのスキルを求めている施設は違います。現場の苦労を理解し、無理な提案をしない担当者がいるかどうかが、10年後のキャリアを左右します。
3. 2025年法改正を遵守しているか
いまだにお祝い金を大々的に謳っているサイトは、コンプライアンス(法令遵守)意識が低いと言わざるを得ません。大切な個人情報を預け、人生の転機を任せる相手として、ルールを守っているかは最低限のラインです。
まとめ:目先の数万円より、将来の100万円を選ぶ
お祝い金でもらえる数万円は、一時のボーナスに過ぎません。しかし、自分に合ったホワイトな職場で長く働き、着実に昇給していくことで得られる生涯年収は、比較にならないほど大きくなります。
「今の職場、あと何年続けられますか?」
もし少しでも不安があるなら、お金で選ぶのではなく、あなたの価値を正当に評価してくれる「場所」を、正しい情報から見つけてください。
【当サイトのお約束】 当メディア「kango-kaigo.net」では、法令を遵守し、お祝い金などの金銭による勧誘は一切行いません。現場の「リアルな声」と「厳選された情報」だけを届け、あなたの誠実なキャリア形成をサポートします。
